爆睡
- 2019.03.26 Tuesday
- 20:52
通称ぷろこ。
正式な名前は、ぷろこふぃえふ。
保険や病院、役場には正式な名前で登録してあるけれど、
長いのでふだんは「ぷろこ」または「ぷうちゃん」と呼んでいました。
実は彼女、初めは違う名前だったんです。
「らゔぇる」と名付けたのですが、
ブログのタイトルに、平仮名の「ゔ」が使えないということが判明して、
慌てて家に来る直前にぷろこに変えたんです。
でも、今となってはぷろこの方が似合っていたかな。
そんなぷろこと、お別れの日がやって来てしまいました。
昨日は、家族みんなぷろこの傍らで横になって過ごしました。
ほとんど眠れなかった……
そして今日、朝から毎日のようにぷろこが聴いていた音楽をかけて……
何となく、プロコフィエフの曲が多かったんだけど……
交響曲の第6番、第7番「青春」、第5番と聴いていたら、葬儀業者の方がみえて、
説明を受けて、準備をして……
偶然なんだけど、ちょうど第5番が終わったと同時に火が着いて……
火葬の間は、フォーレとデュリュフレの「レクイエム」を流して……
とにかく、
ボクらの影響なんだけど、
ずっと音楽を聴いて過ごして来た10年弱だったので、
最後も音楽で送ってあげようと……
長いこと病気を患っていたのに、しっかりと骨は残っていて、
全部、骨壺に納めることが出来ました。
その上、ワンコ友だちの方々から、とてもステキなお花もいただいて……
本当に、ぷろこもボクらも幸せな日々を送ることが出来ました。
みなさん、ありがとうございました。
そしてぷろこ、本当にありがとう。
また逢える日を、待っているからね。
ちゃんと、合図するんだよ。
ぷろこが我が家に来たのは、まだ研修期間が半年ほど残っていた頃でした。
ちゃいこ兄ちゃんより小っちゃくて、
でも、とても賢くて、すぐに「お手」も覚えました。
毎日何度も、そして毎朝必ず、左手を出してあいさつしてくれました。
この頃のボクらは、
就農への不安が期待を上回っていて、とても不安定な状態だったのですが、
ぷろこはいつも、そんなボクらに笑顔をくれました。
初めての外出は、うちの畑の周りをぐるりと一周。
よく、気晴らしのお散歩に付き合ってくれたよね。
この道は、通行止めになっているから自由に走り回れたっけ。
畑仕事も、お手伝いしてくれました。
休憩時間も、
収穫の時も、
いつも一緒にいてくれた。
食いしん坊で……
トウモロコシや、
トマトが大好きで、
山や……
海や……
いろんな所に遊びに行ったよね。
毛が抜けちゃって、
ガリガリに痩せちゃったりもしたけれど、
病院の先生たちのおかげで、
元のふさふさのの美人さんに戻れたのに……
もう、呼んでも返事をしてくれない……
シッポを振りながら、駆け寄って来てもくれない……
お客さんや、
お友達や、
病院の先生や研修生のみなさんにまで、
みんなに愛されたぷろこ。
ボクらにも、たくさんの笑顔を運んで来てくれたぷろこ。
これが、最後の写真になっちゃうなんて……
あと20日で10歳だったのにね。
でも、とてもステキな毎日だった……
まだ、受け入れられないけど……
でも……
ありがとう。
また、逢えるまで……
…………さようなら。
3ヶ月ぶりに来ました。
経過観察です。
今日は混んでます。
ワンコがたくさんいて、ビビってます
あっちでワンワン
こっちでキャンキャン
怖いので、壁際に逃げる……
やっとこさ診察が終わって……
病院のドッグランで遊んでから帰りまぁ〜す。
……って、ドッグランなんだから走り回ればいいのに、
なぜか座り込んでしまう。
さて、診察の結果ですが、
左右の前足をつなぐラインにカサブタ……
後ろ足太もも辺りのシコリ……
やっぱり再発!
隔日1錠の服薬ではおさえきれないらしい。
とりあえず薬の量を増やして……
だんだん減らしながら様子を見ようということに。
どれだけ減らせるかが問題なんだけど、
こうして病気と付き合っていくしかないね。